「事業のことまで考える受託」を、どう見抜くか。
発注前に確認すべき7つのチェックポイントにまとめました。同じ基準で選ばれる側として、ラジコードの答えも最後に。
HOW TO CHOOSE受託開発会社選びで失敗しないために
受託開発会社選びで失敗する原因は、ほとんどの場合「会社の良し悪し」ではなく「選び方の基準を持たずに比較したこと」にあります。
開発会社の代表として13年・200件以上の相談を受けてきた立場から、内情も含めて率直に書きます。
よくある失敗パターン3つ
- 金額だけで相見積もりを比べた——各社の見積もりは前提(含まれる範囲・修正回数・保守)が違うため、金額だけの比較は意味を持ちません
- 仕様が固まっていないのに請負契約を結んだ——新規事業では仕様が必ず変わります。変わるたびに追加費用と再見積もりが発生し、関係が悪化します
- 「作れるか」だけ確認して「作るべきか」を話さなかった——言われたとおりに作るだけの会社に頼むと、リリース後に「思っていたものと違う」が起きます
CHECKPOINTS発注前に確認すべき7つのチェックポイント
「作らない選択肢」を提示できるか
初回相談で「それはSaaSで足ります」「その機能は後回しでいい」と言える会社は、あなたの事業側に立っています。
見積もりに前提が書かれているか
含まれる範囲、修正回数、仕様変更時の扱い。前提のない安い見積もりは、あとから「別料金」が積み上がります。
契約形態を事業のフェーズに合わせて提案してくるか
請負(仕様確定済み向け)/準委任(柔軟だが管理は発注側)/月額定額(仕様変更前提・新規事業向け)。どれか一択しか出さない会社より、フェーズに合わせて説明できる会社を。
著作権と「引っ越しの自由」を確認できるか
契約に定めがなければソースコードの著作権は開発会社に残ります(著作権法の原則)。リポジトリへのアクセス権と、他社へ引き継ぐ場合の協力を確認しましょう。聞かれて嫌がる会社はその時点で答えが出ています。
リリース後の話を最初からするか
保守は月いくらで何が含まれるか。初期費用の安さで釣って保守で回収する会社を避けるには、3年総額で比較します。
初回に事業の話を聞いてくるか
機能一覧の確認から始める会社より、「なぜこのシステムが必要か」「何が変われば成功か」から聞く会社のほうが、良い提案を返してきます。
誰が作るのかが見えるか
営業と開発者が別人の会社では、話が伝言ゲームになります。実際に作る人(またはその責任者)が商談に出てくるかを確認しましょう。
CONTRACT TYPES契約形態の比較
| 請負 | 準委任 | 月額定額 | |
|---|---|---|---|
| 向いている状況 | 仕様が完全に固まっている | 社内に管理できる人がいる | 新規事業・仕様が変わる前提 |
| 仕様変更 | 都度見積もり・追加費用 | 柔軟 | 月額の中で吸収 |
| 予算の読みやすさ | 初期は明確・変更で崩れる | 崩れやすい | 毎月一定 |
| 注意点 | 新規事業とは相性が悪い | 進捗責任は発注側 | 範囲の定義が曖昧な会社は避ける |
TO EMPATHIZEラジコードは、事業のことまで考える受託です
受託開発を売りにしている企業間では技術で大きく差がでることはさほどなく、結果的に担当者レベルでのコミュニケーションの部分が重要になります。
とくに「発注側がこう作ってほしい」に対してそのままを作るだけの受託では後でトラブルが起こりやすく、「目的は何か?どうなることでゴールなのか?」という事業の目的やゴールまで理解して開発を進める会社が信頼されます。弊社は、そのように事業のことまで考える受託を 13 年続けています。
この7つを面談で確認するだけで、ハズレの開発会社の大半は避けられます。そして手前味噌ですが、この基準はそのまま私たちラジコードの仕事の仕方でもあります。確かめたい方は、無料の壁打ちでどうぞ——初回はシステムの話をせず、事業の話から始めます。
お見積もりの前段階のご相談だけでも歓迎です。