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リリース(release)とは

システム開発における「リリース」とは、開発したサービスや機能をユーザーが使える状態で公開することを指します。新しいサービスの初公開だけでなく、既存サービスへの機能追加を公開するときにも「リリースする」と言います。

ローンチ・デプロイとの違い

  • ローンチ(launch):新サービスの「初公開」を指すことが多い言葉。リリースとほぼ同義ですが、事業やマーケティングの文脈で使われがちです
  • デプロイ(deploy):開発したプログラムをサーバーに配置する「技術的な作業」のこと。デプロイしても公開設定をしなければユーザーには見えないため、デプロイ=リリースではありません

現場では「今夜デプロイして、明朝リリース」のように使い分けます。

リリースの主な種類

  • 正式リリース:すべてのユーザーに公開する通常のリリース
  • ベータ版リリース:一部のユーザーに先行公開し、フィードバックを集める段階
  • ソフトローンチ:告知を絞って静かに公開し、問題がないか確かめてから本格展開する方法。新規事業ではリスクを抑えるためによく使われます

リリース日はどう決めるか

実務では「作り終わった日」がリリース日になるのではなく、逆算で決めます。プレスリリースや広告などの告知日、社内の稟議・決算のタイミング、そして「不具合が出ても対応できる曜日」(金曜リリースを避けるのが定石です)。この逆算がないまま開発を始めると、公開直前に慌てることになります。

リリース前のチェックリスト(発注側向け)

開発会社に任せきりにせず、発注側でも次の点を確認しておくと安心です。

  • 本番環境での動作確認は済んでいるか(テスト環境と本番は別物です)
  • 障害が起きたときの連絡体制と、切り戻し(元に戻す)手順はあるか
  • 利用規約・プライバシーポリシーは公開内容と整合しているか
  • リリース後、誰がどの数字を見て「成功かどうか」を判断するか

リリースは「終わり」ではなく「始まり」

新規事業のシステムは、リリースしてからが本番です。ユーザーの反応を見て直し、育てていく体制——リリース後の保守・改善を誰がどう担うか——まで含めて計画しておくことが、リリースを成功させる一番のコツです。

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